(株)ウエストホールディングス(ウエストHD)は、26日開催の取締役会において、環境事業に関する(株)環境経営戦略総研との業務提携を決議した。
ウエストHDグループは、太陽光発電システム・オール電化の企画・販売・施工を中心とするグリーンエネルギー事業と、断熱塗装・断熱窓・断熱屋根等の省エネルギー商材を活用するエコリフォーム事業を展開している。これら事業を推進するため、太陽電池トップメーカーのサンテックパワー社や、Canadian Solar社との業務提携による太陽電池モジュールの安定的導入、扶桑電通(株)との業務提携によるLED 照明の取扱いやJAXA(宇宙航空研究開発機構)のライセンス活用による断熱塗装の商品開発等、提携戦略を軸として環境関連商材の充実を図っている。
一方、環境経営戦略総研は、流通小売業およびチェーン店等の一般法人を対象として、エネルギーコストの削減を中心とした、環境経営支援コンサルティングを事業領域としている。全国の有力スーパーマーケットや大手アミューズメント企業等、多店舗展開を特徴とする企業を主要顧客として、現在までに約400 社、コンサルティングを実施中の施設数は2,800事業所を超える。
今回の業務提携は、「改正省エネ法」の施行を前にして、環境経営戦略総研が主にエネルギーコスト削減コンサルティングをとおして「設備改善」のニーズを発掘した法人顧客に対して、同グループが太陽光発電システムや断熱塗装、LED照明等の企画、提案、販売・施工を行なうことを、協働事業として立ち上げることに合意したもの。
同グループは、業務提携により、グリーンエネルギー事業においてBtoB市場へ本格的に参入することとなる。