不動産ニュース / 開発・分譲

2010/2/3

東急不動産、阪急不動産による初のプロジェクト「ブランズ・ジオ 等々力」に太陽光発電を導入

「ブランズ・ジオ 等々力」外観完成予想図
「ブランズ・ジオ 等々力」外観完成予想図

 東急不動産(株)と阪急不動産(株)は、初の共同事業として手がけている分譲マンション「ブランズ・ジオ 等々力」(東京都世田谷区、総戸数134戸)に、共有部への電力供給を図れる太陽光発電を導入すると発表した。

 マンションの屋上部に設置された約7kwの太陽光ソーラーパネルにより発電を行なうことで、昼間の電力需要ピークを緩和し、CO2排出量を削減するもの。発電された電力は、エレベーターや共用部の一部へ電力供給する。
 そのほか、水光熱費の低減に寄与する省エネ設備機器を採用、次世代省エネ基準等級4をクリアするなど、省エネへの取組みに注力。太陽光発電や緑化・通風、採光などの自然エネルギーの活用により、CO2排出量をマンション全体で年間約20%(50t)削減するという。

 同物件は、東急大井町線「尾山台」駅徒歩10分に位置する環境配慮・防災拠点マンション。鉄筋コンクリート造地上10階地下1階建て、敷地面積4,624.51平方メートル、延床面積1万1,498.13平方メートル。専有面積は63.31~99.16平方メートル、間取りは2LDK~3LDK。
 敷地南側に位置する広場状空地には、災害時の配慮として、周辺住民も利用可能な簡単な炊出し等が行なえる「かまどベンチ」を設置しているほか、敷地内の所定マンホールに装着して利用できる「非常用マンホールトイレ」を用意するなど、万一の事態を想定したさまざまな取組みを行なっている。

 販売開始は2010年3月中旬、竣工は11年1月中旬、引渡しは2月下旬の予定。

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