日神不動産(株)は5日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は226億8,800万円(前年同期比14.4%増)、営業利益は3億8,300万円(前年同期:営業損失42億3,600万円)、経常利益は3億3,400万円(同:経常損失43億9,500万円)、当期純利益は1億5,900万円(同:純損失58億2,400万円)。
販管費の削減に努め営業利益を確保、また、ゴルフ場事業の名義書換料収入があったこと、借入金の返済により支払利息を抑えられたこと等により、経常利益を確保、黒字転換した。
主力の不動産事業は、分譲マンションの販売戸数が前年同期の557戸から825戸に増加したほか、日神住宅流通(株)における売買仲介も増収。売上高213億3,800万円(前年同期比15.8%増)、営業利益5億2,900万円(前年同期:営業損失39億8,200万円)を計上した。
なお通期においては、連結売上高325億円、営業利益5億6,000万円、経常利益5億円、当期純利益2億8,000万円を見込んでいる。