ハイアス・アンド・カンパニー(株)は8日、「住宅・不動産経営フォーラム~冷え込むマーケットの攻略と今後の成長戦略~」を八芳園(東京都港区)で開催した。
同フォーラムは、同社が展開する住宅FPサービスの住宅不動産全国ネットワーク「リライフクラブ」の第1回全国大会として開催されたもの。
開催のあいさつに立った同社代表取締役の濱村聖一氏は「2008年8月に発足したリライフクラブは、現在40都道府県で展開しており、会員会社も162社と、全国ネットワークに成長した。本日の講演を今後の経営にお役立ていただきたい」と述べた。
差別化戦略営業戦術活動事例として、同ネットワーク会員会社である但南建設(株)ピースホーム事業部事業責任者・大田康之氏が「資金相談プロセス導入で成約率が2倍に」を発表。また、(株)BESS東海常務取締役・清水丈裕氏による「お金への意識付けで見極め精度アップ」、(株)明和地所代表取締役社長・今泉太爾氏による「ハイアーFP導入による営業部隊の差別化」といった事例が報告された。
また、特別講演として環境ジャーナリストである村上 敦氏による「ドイツの環境先進住宅モデル」と、特定非営利活動法人住宅生産性研究会理事長・戸谷英世氏による「アメリカにおける住宅供給の仕組み」が行なわれた。
あわせてインテリアデザインリフォームブランド「ReNAVI」を5月より販売すると発表。
工務店とインテリアデザイナーが連携することで、インテリアデザインリフォームを核とするブランディングを実施するとともに、デザイン力や提案力が必要な顧客へ提案活動をインテリアコーディネーターが代行。ハイクオリティーな設備や建材、家具などのオリジナル部材を開発、供給することで差別化を図っていく。