不動産ニュース / ハウジング

2010/2/10

住宅事業の売上高は前年同期比3.9%減/大和ハウス工業10年3月期第3四半期決算

 大和ハウス工業(株)は10日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は1兆1,664億7,300万円(前年同期比▲4.7%)、営業利益503億3,700万円(同▲4.2%)、経常利益501億2,100万円(同▲2.8%)、当期純利益280億700万円(同10.3%増)。

 住宅事業において、基幹商品「xevo(ジーヴォ)」シリーズに、省エネと快適性を求めた環境配慮型住宅「xevoFU~風~」、「xevoKU~空~」のほか、日本の伝統的な暮らしの知恵を現代風にデザインしたデザイナーズエコ住宅「xevoEDDI」を発売。また、長期優良住宅、環境共生住宅認定の取得を積極的に推進し、環境性能の高い住宅を提供した。
 また、低層賃貸住宅においても、土地オーナーの要望に柔軟に対応すべく営業強化を図るため、環境対応型商品「セジュールエコハ」、自由設計型商品「セジュールウィット」を新たに発売。なお、同社の賃貸住宅におけるCO2排出削減への取組みについて、「平成21年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰」を受賞している。

 さらに、環境エネルギー事業部を創設し、全国28ヵ所の営業所を展開し、高効率反射板や高天井用反射板、LED街路灯等の販売拡大に努めたほか、CSRの一環として、社員を講師として小・中学校に派遣し、住まいと環境に関する学校教育の支援を継続して実施した。

 セグメントごとにみると、住宅事業は売上高6,755億900万円(同▲3.9%)、営業利益249億8,600万円(同2.8%増)、商業建築事業は売上高3,500億7,300万円(同▲7.4%)、営業利益403億9,500万円(同▲7.7%)、リゾート・スポーツ施設事業は売上高437億3,900万円、営業利益500万円、ホームセンター事業は売上高473億8,900万円、営業利益13億5,900万円となった。

 なお、通期では連結売上高1兆5,700億円、営業利益620億円、経常利益565億円、当期純利益240億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。