(財)日本総合研究所と(財)東日本不動産流通機構は10日、2010年1月度「東京圏マンション流通価格指数(経済指数)」を発表した。
同調査は、日本総合研究所が、価格指数の推計システムを開発、東日本不動産流通機構の登録データを利用し、東京圏の中古マンションの価格を指数化したもの。指数の推計に際しては、広さ、古さ、立地など物件ごとの属性の影響を取り除くため、ヘドニック法によって品質調整を行なっている。
調査対象は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の221市区町村における中古マンションの取引価格1,027件。1995年の平均値を100としている。
1月度は、東京圏全体で88.70と前月比0.38ポイント増、前年同月比4.68ポイント増となった。県別では、東京都95.54(前月比0.69ポイント増、前年同月比8.1ポイント増)、神奈川県84.52(前月比▲1.65ポイント、前年同月比2.45ポイント増)、千葉県80.56(前月比0.58ポイント増、前年同月比1.63ポイント増)、埼玉県80.88(前月比2.12ポイント増、前年同月比▲0.54ポイント)となった。