(株)長谷工コーポレーションは12日、2010年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(09年4月1日~12月31日)の連結売上高は3,034億7,600万円(前年同期比▲17.2%)、営業利益120億8,900万円(同0.8%増)、経常利益110億2,600万円(同14.5%増)、当期純利益63億2,300万円(前年同期:当期純損失33億600万円)。前年同期に計上された取引先破たんに伴う貸倒引当金繰入等の特別損失がなくなったため、最終利益でも黒字化した。
主力の建設事業は、完成工事高が1,902億円(前年同期比▲30.4%)と大幅に減ったことから売上高2,151億円(同▲22.2%)、営業利益128億円(同▲26.7%)となった。不動産事業は、9物件と完成在庫の販売などで売上高583億円(同47.0%増)を計上したが、利益率の低下とたな卸不動産評価損計上により営業損失17億円(前年同期:営業損失86億円)となった。
なお、通期では連結売上高4,700億円、営業利益190億円、経常利益135億円、当期純利益70億円を見込んでいる。