ダイビル(株)の開発した「中之島ダイビル」が「第3回大阪サステナブル建築賞 大阪府知事賞」を受賞した。
同賞は、地球温暖化やヒートアイランド現象の防止など、環境への配慮に優れた建築物を表彰する制度で、2007年度から実施されており、大阪府知事賞は最優秀賞にあたる。
「中之島ダイビル」は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)、地上35階地下2階塔屋3階建て。延床面積は7万9,543平方メートル(2万4,062坪)。外装には、省エネ型デザイン「エコロジカル・ファサード」を採用。さらに、断熱性に優れた複層ガラスカーテンウォールおよび自然換気を最大限利用するベンチレーションシステムにより、極めて高い環境性能を実現している。また、熱源には河川水を利用した「地域冷暖房システム」を採用するなど、さまざまな最新環境設備を採用し、建物の総合環境性能評価システム「CASBEE大阪」で最高のSランクを取得している。
なお、表彰式は16日に大阪府庁で行なわれる。