不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/2/26

09年の首都圏売物件、中古マンション登録数が前年比3年ぶりにマイナス/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社のネットワークにおける、2009年1年間の「売物件」(首都圏)の物件登録数・登録価格、および成約数・成約価格を発表した。

 物件登録数は、中古マンションが1万5,112件(前年比▲41.8%)で3年ぶりにマイナス。新築戸建は7万4,577件(同▲45.8%)で2年連続のマイナスに、中古戸建は1万1,113件(同▲35.4%)で3年ぶりにマイナスとなった。土地は同▲36.9%の3万8,505件で3年ぶりにマイナスとなった。

 登録価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり32.69万円(同▲17.9%)、1戸当たり2,050万円(同▲18.7%)で、いずれも3年ぶりにマイナスとなった。
 新築戸建は1戸当たり3,250万円(同▲11.4%)と、2年連続のマイナス、中古戸建は2,907万円(同▲17.5%)で3年ぶりにマイナス。居住用土地は1平方メートル当たり18.69万円(同▲26.7%)で2年連続のマイナスとなった。

 物件成約数は、中古マンションが5,605件(同▲21.3%)で2年連続のマイナス。新築戸建は同▲15.5%の1万9,575件で再びマイナスとなった。中古戸建は同▲20.4%の3,276件で15年連続のマイナスとなった。

 成約価格の平均は、中古マンションが1平方メートル当たり31.49万円(同▲14.2%)、1戸当たりは1,973万円(同▲13.4%)といずれも4年ぶりにマイナスとなった。新築戸建は1戸当たり3,331万円(同▲8.6%)、中古戸建も2,560万円(同▲12.1%)でいずれも2年連続のマイナスとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。