国際紙パルプ商事(株)と三菱地所(株)は1日、「KPP八重洲ビル新築計画」(東京都中央区)を着工したと発表した。
同プロジェクトは、国際紙パルプ商事がCRE戦略の一環としてオフィスビルを開発するもの。三菱地所がプロジェクト全体を支援し、設計管理業務を(株)三菱地所設計、リーシングマネジメント業務を(株)三菱地所プロパティマネジメントが担当する。
八重洲通りに面しており、「東京」駅八重洲口から徒歩6分という交通利便性に優れた立地。
建物は鉄骨造地上13階地下1階塔屋1階建て。敷地面積約1,159平方メートル、延床面積約1万1,127平方メートルの事務所および店舗。
事務所部分の基準階は有効面積約200坪、天井高2.75m、柱間6.4mの開放的な空間で、フロア内に柱がなくOAフロアやグリッド式システム天井、個別空調システムを採用するなど、自由度の高いレイアウトとなっている。
また、環境面に配慮し、敷地南側にはソーラーライトも併設された緑豊かなポケットパークを整備するなど、約25%のCO2削減をめざすとしている。