不動産ニュース / 開発・分譲

2010/3/2

屋上防水層への雨水侵入を防ぐアルミ製笠木を開発/長谷工コーポレーション

 (株)長谷工コーポレーションは、(株)エービーシー商会(東京都千代田区、社長:佐村 健氏)と共同で、屋上防水層への雨水浸入を防ぐ屋上用アルミ製笠木「F笠木」を開発した。

 従来のパラペット(屋上の外周部に低く立ち上がった壁形状のコンクリート)は鉄筋コンクリートでつくられており、形状も雨仕舞い(雨水が建物の内部へ侵入するのを防ぐ工法)部分は複雑な庇形状をしていた。そのため、施工する際に多くの型枠材を組立てる手間に加え、型枠材を解体する際もコンクリートにクラックや欠けを発生させないよう慎重に解体する必要があった。

 パラペットの雨仕舞い部分に「F笠木」を使用することにより、品質の均一化を図れるとともに施工性も向上。コストはこれまでと同程度に抑えている。
 なお、長谷工コーポレーションでは今後、設計・施工する分譲マンションに採用を推進していく方針。

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