不動産ニュース / その他

2010/3/4

不動産業界初、環境省の利子補給制度を活用/ヒューリック

 ヒューリック(株)は3日、環境省が実施する「京都議定書目標達成特別支援無利子融資(利子補給)制度」を活用し、(株)三井住友銀行から融資を受けたと発表した。

 同制度は、環境格付融資の審査を受けた後、一定期間内にCO2排出量原単位の改善またはCO2排出総量の削減を誓約・達成することを条件に、設備投資への融資利率の3%を限度(無利子相当を上限)とした利子補給を、3年間にわたり、受けることができるもの。同社が、不動産業界で初の利用事業者となった。

 同社は、同制度を利用して、オフィスビル「(仮称)虎ノ門ファーストガーデン」(東京都港区)の新築工事を行なう。同ビルは、地上12階地下2階建て、延床面積約1万100平方メートルのビル。地上・屋上の緑化だけでなく、地上8階までの大規模な緑化を予定。また、高効率空調設備、Low-E複層ガラス、昼光を利用した調光制御、自然換気など環境に配慮した設備を多数導入し、CO2排出量を従来比約30%抑制する。

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