不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/3/10

不動産賃貸事業の不振により減収減益/東建コーポ10年4月期第3四半期決算

 東建コーポレーション(株)は9日、2010年4月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年5月1日~10年1月31日)の連結経営成績は、売上高1,572億6,100万円(前年同期比▲3.3%)、営業利益6億8,800万円(同▲71.7%)、経常利益11億2,600万円(同▲59.0%)、当期純利益3億8,900万円(同▲18.9%)。

 建設事業では、受注高が前年を下回ったことに伴い、完成工事高も減少。一方、鋼材・建設資材の価格が低下傾向にあることに加え、ナスラック(株)による粗利益見直し等の効果から、利益率は改善。結果、売上高913億2,200万円(同▲10.5%)、営業利益54億4,000万円(同▲4.4%)を計上した。

 不動産賃貸事業では、サブリース経営代行システムによる入居者からの家賃収入の増加、および管理物件数の増加により、売上高は前年同期を上回る結果に。しかし、当期における賃貸物件の入居率が91.9%(同▲2.0ポイント)と減少。結果、売上高639億1,500万円(同10.0%増)、営業利益2億4,900万円(同▲76.9%)となった。

 リゾート事業は、ゴルフ場における入場者数減少の影響から、売上高14億500万円(同▲22.7%)、営業損失1,600万円(前年同期:営業利益2億2,200万円)にとどまった。

 通期は、売上高2,205億7,100万円、営業利益17億4,100万円、経常利益23億8,900万円、当期純利益9億6,400万円を見込んでいる。

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