不動産ニュース / ハウジング

2010/3/10

ブランドマネジメント体制シリーズ第2弾、子育て世代向け戸建住宅「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」発売/大和ハウス工業

張出切妻屋根タイプ
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寄棟屋根タイプ
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 大和ハウス工業(株)は12日より、省エネエコ住宅「xevo」シリーズの子育て世代向け新商品「xevoAI(ジーヴォ・アイ)」を、北海道・沖縄を除く全国で発売する。

 「xevo」シリーズでは、同社オリジナル外壁システム「外張り断熱通気外壁」や、外壁塗装「XEコート(ジーコート)」など高性能仕様を標準で装備。省エネ性能に優れており、「長期優良住宅」認定制度においても標準仕様で適合している。

 同社は戸建住宅商品について、従来の縦割りな開発プロセスを見直し、地域のニーズにマッチした商品を提供できるように、ブランドマネージャー制度を採用。2009年7月より担当役員を配し、事業所やユーザーの意見を取り入れ、マーケティングから企画、開発、販売まで横断的に統括できる権限を与えた。「自由設計」「企画提案型」「3階建て以上」「木造」の4ブランドに分けて開発を進めており、今回は、2月26日に発売した第1弾「xevo+R(ジーヴォ・プラスアール)」(賃貸併用住宅)に次ぐ、第2弾の商品となる。

 「xevoAI」は、軽量鉄骨造2階建てで、外観はレンガや木などの自然素材をモチーフとしたシンプルで個性的なデザインを採用。
 家事サポート提案として、リビングやダイニングとつながるスペースに、家族同士のコミュニケーションを保ちつつ、家事やパソコン、子供の勉強など、さまざまなシーンで活用できるマルチスペース「ふれAIピット」を設けた。
 また、全プランにタタミスペースを設け、室内干しが生活スタイルとして定着していることを受けて、「室内物干しフック」も設置。
 さらに、ワンルームに2つの入口を設け、子供の成長に合わせて2部屋に仕切ることができる間取りなどを提案している。

 一方、商談段階においては、これまでカタログが主だったが、商品内容をよりわかりやすく顧客に伝えるために、デジタル商談ツール「D-BROWSER(ディーブラウザー)」を新たに開発。3D動画や音声を含むさまざまなビジュアル表現で説明することができ、販売力の強化をめざす。

 同社取締役常務執行役員の渦居隆司氏は会見で「30代の住宅購入層には、2,000万円前後の太陽光発電を搭載した購入しやすい住宅が求められている。当社受注の45%は30代の一次取得層が占めており、今後もこの層に向けた商品を開発し、受注拡大をめざす」などと述べた。

 販売価格は本体工事価格3.3平方メートル当たり税込み51.9万円から(太陽光発電約3kW搭載)。販売目標は年間2,500棟。

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