不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/3/12

東京ビジネス地区のオフィスビル空室率さらに上昇/三鬼商事調査

 三鬼商事(株)は12日、2010年2月末時点のオフィスビル市況調査を発表した。

 東京ビジネス地区の平均空室率は8.66%(前月比0.41ポイント悪化)。同月は、オフィス縮小や新規供給に伴う解約予告により大型募集を開始したビルが出てきたことを要因に、大型既存ビルの募集面積が1ヵ月間で約2万6,000坪増加。
 一方、大型新築ビルでは、募集面積を残して竣工した大型ビルが出てきたため、1ヵ月間で募集面積が約2,000坪増加した。

 昨年に比べ、移転の相談や引合いが増えているものの、テナント企業の要望には厳しさが感じられる、としている。

 大阪ビジネス地区の平均空室率は10.97%(同0.47ポイント悪化)。同月は、新築・既存ビルともに募集面積が増え、1ヵ月間に約9,600坪増加した。エリアを問わず既存ビルから解約予告が相次いだこと、募集開始の動きがみられたことが主な要因。

 依然としてテナント企業の中小規模オフィス縮小の動きが続いているほか、統合や集約に伴うオフィス縮小傾向もみらる、としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。