(株)長谷工コーポレーションは15日、分譲マンションとして初めて「長期優良住宅認定」を取得した「ブランシエラ浦和」(さいたま市浦和区、総戸数69戸)の現地住戸内「ネイキッドルーム」(技術展示)を報道陣向けに公開した。
「ネイキッドルーム」は、実際の住戸内の工事を中断して今回の長期優良住宅関連技術をテーマごとに展示したもの。マンションが施工後では、隠れてしまって見ることのできない具体的な技術の内容を見学することができる。
「躯体・コンクリート関連」、「共用設備システム」、「省エネ・外装システム」、「専用設備システム」、「新内装システム」、「維持管理システム」の6つコーナーを設けて、ALC壁、ユニット型手すり、配線など実物を設置、わかりやすく技術を体感することができる。
また、独自の関連技術も含めて説明するパネルなども掲示している。
なお、16日より各ディベロッパー、業界団体事業者等が見学し、6月からは一般の顧客にも公開する予定。
「ブランシエラ浦和」は、京浜東北線「浦和」駅より徒歩9分。鉄骨鉄筋コンクリート造地上18階建て、敷地面積2,938.65平方メートル。価格は4,998万~8,208万円。専有面積80.05~100.00平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。
なお、販売状況については、同社技術推進部門担当・執行役員の河村順二氏は、「2月9日から契約を開始し、69戸のうち申込みベースで44戸を販売。お客さまからは、とても高い評価をいただいており、順調な売れ行きで推移している」などと述べた。