不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/3/18

マンション販売の利益率が低下、売上高3割減/コーセーアールイー10年1月期決算

 (株)コーセーアールイーは17日、2010年1月期決算を発表した。

 当期(09年2月1日~10年1月31日)は、連結売上高35億6,500万円(前年同期比▲32.0%)、営業損失1億3,200万円(前年同期:営業利益1億300万円)、経常損失1億8,400万円(同:経常利益8,000万円)、当期純損失1億7,800万円(同:純損失7,600万円)となった。

 ファミリーマンションの企画・販売において、福岡市で1棟29戸を完成させたほか、前年に引き続き在庫物件の販売活動を行なったが、顧客の買控え傾向は根強く、価格対応等を余儀なくされ、利益率が低下。
 また、資産運用型マンションの企画・販売においては、福岡市で2棟116戸を完成させるとともに、即戦力となる人材を採用するなど、営業力の強化に取り組んだものの、計画販売戸数を下回る結果となった。
 なお、開発型の特定目的会社を組成し、新たなプロジェクトに着手している。

 事業別では、不動産販売事業が、ファミリーマンションを66戸、資産運用型マンションを96戸、中古マンションその他を27戸引き渡した。その結果、ファミリーマンション販売の売上高は18億2,733万3,000円(前年同期比8.6%増)、資産運用型マンション販売の売上高は13億3,441万2,000円(同▲59.4%)、中古マンションその他販売の売上高は2億7,299万3,000円(同79.9%増)を計上し、全体の売上高は34億3,474万円(同▲32.9%)となった。
 不動産賃貸管理事業は、管理戸数が順調に増加して1,275戸となり、売上高は1億3,076万9,000円(同4.1%増)。

 なお、次期では、売上高36億8,700万円、営業利益1億3,500万円、経常利益8,600万円、当期純利益5,200万円を見込む。

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