NTT都市開発(株)は25日より、「アーバンネット博多ビル」(福岡市博多区)の屋上において、同社保有ビルとしては初となる太陽光発電システムの運用を開始する。
同システムは、NTTグループが推進する環境にやさしい自然エネルギーの普及促進施策「グリーンNTT」の一環として設置されたもので、年間発電量は約15MWhとなる見込み。一般家庭の年間電力使用量の約3世帯分に相当する。
また、同建物では1階エントランスのガラス面に、プロジェクターを用いて太陽光発電システムの表示画面(約80インチ)を設置。季節ごとに変わる背景イメージに、発電電力やCO2削減量等をリアルタイムに映写、通行人やビルの入居者等に見てもらえるよう工夫を凝らした。将来的に、電気自動車の充電スタンド等も接続できる仕組み。