不動産ニュース / 開発・分譲

2010/3/26

自社最大、1,400戸超のマンション「ヨコハマ オール パークス」第1工区が竣工/ナイス

「ヨコハマ オール パークス」第1工区の一部。横浜市の環境設計制度を活用しているため、隣地との距離は最低でも10m確保されている
「ヨコハマ オール パークス」第1工区の一部。横浜市の環境設計制度を活用しているため、隣地との距離は最低でも10m確保されている
建物はすべて免震工法を採用。地下部分は、積層ゴムやU字鋼などを用いた免震装置が建物支柱に直結して並んでいる
建物はすべて免震工法を採用。地下部分は、積層ゴムやU字鋼などを用いた免震装置が建物支柱に直結して並んでいる
敷地内には、大小11の公園を配置する
敷地内には、大小11の公園を配置する

 ナイス(株)が、相鉄不動産(株)など3社と共同開発している大規模分譲マンション「ヨコハマ オール パークス」(横浜市鶴見区、総戸数1,424戸)の第1工区(310戸)が竣工。25日、マスコミに公開された。

 同マンションは、京浜急行本線「八丁畷」駅から徒歩8分に立地するトラック工場跡敷地・約6haを開発するもの。「まち全体の防災機能強化」と「さまざまな世代のコミュニケーションの場の提供」を大きなテーマとし、全12棟に免震構造を採用。敷地内は、災害時に緊急車両が通行できるスペースを確保。11ある公園の一部に、マンホールトイレ、かまどベンチ、ソーラーライトなどの防災機能を持たせた。

 また、周辺地域の6つの自治会が共同利用する自治会館を、敷地内に寄贈したほか、交番用地の提供やバス停の整備、横浜市の認可保育園の誘致も行なっている。

 第1工区は、08年11月から販売を開始し、残り2戸となっている。同工区の平均坪単価は約200万円。大規模ならではの利便性や、免震構造等の安全性などが評価された。

 なお、現在販売中の第2工区(665戸、11年3月竣工)は、地元優先分譲で100戸を販売済み。第3工区(449戸)を含めた全体竣工は、12年3月の予定。

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