不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、「転勤」に関する意識調査結果を発表した。
「引越シーズン」に合わせて、1都3県在住勤の20~50歳代のサラリーマン男性600名を対象に調査したもの。
それによると、「できれば一生、今住んでいる地域に住み続けたいか」という問いに対して、「はい」と答えた人が、年代、既婚・未婚を問わず最も多い結果となった。
年代別、既婚・未婚別にみると、「はい」という回答は、既婚者は各年代とも40%台であまり大きな差はみられないが、未婚者は年代が上がるにつれ増えていることがわかった。また、同じ年代では、20歳代・30歳代は既婚者のほうが、40歳代・50歳代は未婚者のほうが、「はい」という回答が多くなっている。
一方、居住形態別にみると、賃貸より持ち家に住んでいる人のほうが、今住んでいる地域に一生住み続けたいという意向が強い結果となった。
また、「1都3県以外(国内)に転勤するならどこがいいか」という問いでは、1位が沖縄県那覇市、2位が北海道札幌市、3位が愛知県名古屋市と福岡県福岡市となった(既婚者が家族を連れていく場合)。まちを選んだ理由は、「食べ物が美味しい」「自然が多い」「気候が良い」などが上位に挙がった。
既婚者が単身赴任の場合は、1位が北海道札幌市、2位が沖縄県那覇市、3位が大阪府大阪市と福岡県福岡市。未婚者が転勤の場合は、1位が北海道札幌市、2位が大阪府大阪市、3位が沖縄県那覇市と愛知県名古屋市となった。