不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/4/1

10年のオフィスビル供給量、過去平均水準を下回る/森ビル調査

 森ビル(株)は3月31日、「東京23区の大規模オフィスビル市場動向調査(速報版)」を公表した。1986年以降竣工の、東京23区に所在する事務所延床面積1万平方メートル以上を対象に実施したもの。

 2010年の大規模オフィスビル供給量は85万平方メートルとなる見込みで、08年以降3年連続で過去平均(103万平方メートル)を下回る水準となった。一方、11年は153万平方メートル、12年は141万平方メートルで、過去平均を上回る見込み。
 10~14年の供給量の内訳をみると、都心3区が57%で、過去10年間(75%)と比べて低い水準となった。

 また、09年の新規需要は31万平方メートルで、空室率は5.9%となった。

 今後の動向については、都心3区において大規模オフィスビルの供給割合が少ない一方、新規賃借意向が回復していることから「同エリアを中心に空室率が改善に向かう可能性が高い」としている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。