不動産ニュース / その他

2010/4/2

産学共同研究、パナソニックグループと連携し「CO2±0(ゼロ)住宅」の開発に着手/パナホーム

「CO2±0(ゼロ)住宅」研究棟完成予想図
「CO2±0(ゼロ)住宅」研究棟完成予想図

 パナホーム(株)はこのほど、東京大学・(株)日建設計・海法圭建築設計事務所による産学共同研究と、パナソニックグループとの連携事業として、「CO2±0(ゼロ)住宅」の開発に着手したと発表した。

 同住宅は、建物の気密・断熱性能を向上させ、自然エネルギーを有効活用するとともに、創エネ・蓄エネ・省エネ・繋エネ(エネルギー収支を可視化)を実現するさまざまな設備・仕様を組み合わせ、住宅全体でCO2排出量を収支上ゼロにするという住まい。

 同社本社工場(滋賀県東近江市)内に研究棟を建設、2010年7月から3年間の実証試験を実施する。断熱・気密性能を向上させた同社の建物に、ダイレクトゲイン(日射熱取得と蓄熱)やヒートポンプ技術、居室間の熱融通等の空間設計を導入し、自然エネルギー活用の研究を行なっていく。

 実証試験の最終年(13年)には、1990年築在来木造住宅のCO2排出量4.5tのおよそ3分の1となる1.5t(33%)まで排出量を削減。この1.5tを、創エネ設備によるCO2削減効果により収支ゼロとする考え。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。