不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/4/9

関西・名古屋圏の住宅地・既存マンション価格、横ばい傾向で推移/三井不販調査

 三井不動産販売(株)は8日、住宅地・既存マンションの価格動向を四半期ごとに定点調査する「リハウス・プライスリサーチ」の関西圏・名古屋圏版(2010年4月1日時点)を発表した。
 
 10年1~3月における関西圏(大阪市内、北摂、大阪東南部、京都、神戸・阪神)の四半期変動率は、住宅地が▲0.6%(前回調査:▲0.8%)と4期連続の横ばい傾向で、京都エリアを除くすべてのエリアで横ばい傾向となった。既存マンションは▲0.3%(同:▲0.2%)と5期連続の横ばい傾向。エリア別でも、すべてのエリアで横ばい傾向となった。

 09年4~10年3月の年間変動率は、住宅地が▲2.6%、既存マンションが▲0.9%と、いずれも4期連続で下落幅が縮小した。

 いっぽう、名古屋圏(名古屋市、名古屋市近郊、岐阜)の四半期変動率は、住宅地が▲0.3%(同:▲0.7%)と、4期連続の横ばい傾向。エリア別では、名古屋市近郊(北西部)が▲0.3%(同:▲1.8%)と横ばい傾向に転じた。既存マンションは、0.1%(同:▲0.4)と、4期連続で横ばい。

 なお、09年4~10年3月の年間変動率は、住宅地が▲1.3%と4期連続の縮小。既存マンションは0.1%%と、5期ぶりにプラスに転じた。

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