オリックス不動産(株)は12日、「川越ロジスティクスセンター」(埼玉県川越市)の建築工事を着工した。
同センターは、首都高速道路「与野」IC、首都圏中央連絡自動車道「川島」IC、関越自動車道「川越」ICにアクセスできるほか、至近の国道16号経由で大宮をはじめとする埼玉県全域への配送に便利な位置に立地。敷地面積3万4,768.45平方メートル、延床面積5万8,982.31平方メートル、鉄骨造地上4階建ての物流施設。
1階両面には、奥行13mのピロティバースに8mの庇を設け、雨天時のウイング車による開閉にも対応が可能。また、3階倉庫部分の梁下有効高を7m確保することで、パレットラックの4段積みができるなど、空間を有効に使える構造となっている。さらに、LED照明や壁面緑化など、省エネ効果を考慮した施設づくりを計画、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)でAランク評価の取得をめざす。
竣工は、2011年2月の予定。