日本リテールファンド投資法人(JRF)は13日、2010年2月期決算を発表した。
当期(09年9月1日~10年2月28日)は、営業収益200億3,500万円(前期比▲2.3%)、営業利益75億2,900万円(同▲3.1%)、経常利益53億4,600万円(同▲9.3%)、当期純利益53億2,900万円(同▲9.4%)、1口当たり分配金1万3,788円(前期1万5,215円)。
当期は、これまでの「ポートフォリオの質」の追求に加えて「外部成長」の一環としてM&Aを検討、ラサールジャパン投資法人(LJR)との合併計画を推進。内部成長戦略としてテナント入替やリニューアルを継続的に実施し、長期契約に支えられ、稼働率はほぼ100%をキープした。なお、第16期末(10年2月28日)時点のポートフォリオは、合計50物件、総資産額5,788億円となった。
次期については、営業収益232億9,300万円、営業利益87億8,400万円、経常利益56億7,800万円、当期純利益128億7,000万円、1口当たり分配金3,548円を見込んでいる。