三菱地所グループのホテル統括会社である(株)ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ(東京都千代田区、取締役社長:宮内豊久氏)は15日、2011年秋に開業予定の「ロイヤルパークホテル ザ 京都」(京都市中京区、客室数175室)の概要について発表した。
ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツでは、従来の総合型シティホテルに加え、新機軸ブランドとして宿泊主体型のコンパクトシティホテル「ロイヤルパークホテル ザ(+都市名)」シリーズの展開を進めており、同物件は11年夏開業予定の「ロイヤルパークホテル ザ 福岡」(福岡市博多区)に続くシリーズ第2弾となる。
「ロイヤルパークホテル ザ 京都」は、敷地面積約1,210平方メートル、延床面積約7,499平方メートル、鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て。
東宝(株)が旧東宝公楽会館(映画館)の建替え事業として再開発するホテル建物を同社が賃借し出店するもの。
計画地は京都市営地下鉄・東西線「京都市役所前」駅、京阪本線「三条」駅から至近の距離にあり、京都の中でも有数の賑わいスポットである三条通に面し、木屋町・先斗町などの繁華街にも近く利便性が高い。また、周辺には新撰組池田屋騒動跡地や坂本龍馬ゆかりの酢屋(海援隊屯所跡)をはじめとした幕末史跡スポットも数多く点在している。
建物は、京都の伝統色を用いた「石貼」の外観をはじめとして、町屋露地風のエントランス、「庇」をモチーフにしたファサードなど、各所に京都らしさをちりばめたデザインを採用する。
バスルームを充実させた25平方メートルのツインルームを中心とし、物販・飲食店舗やエステサロン等もテナントとして入居を予定している。