日本アコモデーションファンド投資法人(NAF)は16日、2010年2月期決算を発表した。
当期(09年9月1日~10年2月28日)の営業収益は59億1,800万円(前期比32.3%増)、営業利益は30億1,000万円(同38.8%増)、経常利益は22億7,600万円(同47.1%増)、当期純利益は22億7,500万円(同47.1%増)、1口当たり分配金は1万4,567円(前期1万3,636円)。
当期は、09年11月に13物件(取得価格の合計228億9,300万円)、同年12月に2物件(同159億5,000万円)および10年1月に3物件(同37億5,300万円)の計18物件を取得。また、同年2月には「パークアクシス市ヶ谷」(05年11月取得、取得価格25億7,000万円)を31億円で売却、売却益約5億円を計上した。
なお、当期末時点の保有資産は61物件、取得価格の合計は1,800億2,600万円。また、新規物件の取得資金等調達のため、合計201億円の投資口を発行するとともに、複数の金融機関より合計180億円を借り入れた結果、有利子負債総額は990億円、総資産有利子負債比率(LTV)は53.1%となった。
次期については、営業収益61億6,000万円、営業利益28億8,200万円、経常利益20億9,300万円、当期純利益20億9,200万円、1口当たり分配金1万3,400円を見込んでいる。