(財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は16日、2010年1~3月の首都圏不動産流通市場の動向を発表した。
同期の首都圏中古マンション成約件数は8,249件(前年同期比1.6%増)と5期連続で前年同期を上回った。
都県別では、東京都3,687件(同▲0.6%)、埼玉県1,101件(同3.4%増)、千葉県1,189件(同▲1.2%)、神奈川県2,272件(同0.6%増)となり、東京都が5期ぶり、千葉県が4期ぶりに前年同期を下回った。
成約単価は1平方メートル平均で38万6,200円(同2.4%増)で、前年同期比では7期ぶりに上昇。成約物件価格は2,540万円(同1.4%増)となっている。成約物件の平均専有面積は65.76平方メートル(同▲1.0%)、成約物件の平均築年数は17.41年となり、築浅にシフトした。
また、中古戸建住宅の成約件数は2,842件(同13.0%増)で、新築戸建住宅の成約件数は876件(同▲25.1%)となった。