(株)サンウッドは16日、同社を含む4社で共同開発・分譲した「赤坂タワーレジデンス~Top of the Hill」(東京都港区、総戸数518戸)が、(財)日本建築センターより建築環境総合性能評価システム「CASBEE(建築環境総合性能評価システム)」の竣工段階の評価において最高評価「Sランク」を取得したと発表した。
同物件は、2008年4月に竣工した地上45階地下3階建ての分譲マンション。09年、東京都港区より8つの選定基準をもとに「港区みどりの街づくり賞」を受賞している。
「CASBEE」は、省エネ環境負荷の少ない資材の使用といった環境配慮はもとより、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建築物の品質を総合的に評価するシステム。
同物件では、すべての評価項目においてCASBEE建築評価が求める平均以上のポイントを取得しているが、そのなかでも特に、まちなみ・景観への配慮、地域性・アメニティへの配慮、設備システムの高効率化、地球温暖化への配慮等が評価された。
また、一般的な建築と比べ、建設、更新および運用過程でのライフサイクルCO2排出量を約23%削減している。