東京建物不動産販売(株)は4月30日、2010年12月期第1四半期決算を発表した。
当期(10年1月1日~3月31日)の連結売上高は73億8,500万円(前年同期比32.8%増)、営業利益13億8,800万円(同211.2%増)、経常利益12億7,200万円(同369.7%増)、当期純利益10億2,200万円(同:当期純損失11億9,600万円)。
主力の仲介事業を中心に収益改善が進んだ。仲介事業では、大型の法人仲介取引が成立。営業収益10億4,900万円(前年同期比137.9%増)、営業利益3億5,000万円(前年同期:営業損失2億4,700万円)と黒字転換した。アセットソリューション事業は、販売用不動産の売却活動を強化。営業収益31億900万円(前年同期比24.9%増)、営業利益9億7,900万円(同73.5%増)となった。
また、賃貸事業は、(株)東京建物アメニティサポートの管理事業・清掃事業の収益が寄与。営業収益27億7,800万円(同279.7%増)、営業利益5億9,600万円(同377.4%増)と伸びた。
なお、通期については連結売上高277億円、営業利益20億円、経常利益14億円、当期純利益8億円を見込んでいる。