不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/6

売上高減も利益面が改善、10年3月期業績予想を修正/住友林業

 住友林業(株)は30日、2010年3月期(09年4月1日~10年3月31日)の連結・個別業績予想を修正した。

 修正後の連結業績では、売上高7,230億円(前回発表比▲2.3%)、営業利益97億円(同49.2%増)、経常利益94億円(同56.7%増)、当期純利益23億円(同130.0%増)。個別業績では、売上高5,930億円(前回発表比▲1.2%)、営業利益35億円(同40.0%増)、経常利益55億円(同22.2%増)、当期純利益19億円(同▲24.0%)とした。

 連結業績については、売上高は木材建材の流通事業や建材製造事業の販売数量が減少した影響により、計画を下回る見込みであるが、注文住宅事業の資材コストダウンや販売経費の削減を予定以上に実施したこと、および完工棟数が予想を上回ったことに加え、年金資産の運用環境の改善に伴い、退職給付会計における数理計算上の差異が販売費および一般管理費の減少に寄与し利益の増加が見込まれたとしている。

 個別業績については、関係会社株式評価損約31億円を特別損失として計上する予定のため、当期純利益が前回予想を下回る見込みとした。

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