不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/6

たな卸資産の計上が減少し、黒字化/東京建物10年12月期第1四半期決算

 東京建物(株)は30日、2010年12月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~3月31日)の連結営業成績は営業収益404億2,200万円(前年同期比▲48.2%)、営業利益47億1,100万円(同54.7%増)、経常利益20億4,800万円(同96.2%増)となった。なお、前年同期において特別損失に計上したたな卸資産評価損がなくなったことなどにより、当期純利益8億1,900万円(前年同期:純損失48億700万円)となった。

 賃貸事業は、「JAビル」「経団連会館」(東京都千代田区)、「大崎センタービル」(東京都品川区)が通期稼働。この結果、営業収益135億4,900万円(前年同期比0.1%増)、営業利益43億3,800万円(同▲8.4%)となった。

 分譲事業は、「マンション」で「Brillia Tower 所沢 LOGEMENTS」(埼玉県所沢市)、「宅地等」で「東京建物京橋ビル」(東京都中央区)などを売上に計上。分譲マンションの竣工戸数が前年同期に比べて少なく、売上計上戸数が大幅に減少したが、たな卸資産評価損の計上が減少した結果、営業収益197億8,900万円(前年同期比▲63.8%)、営業利益9億1,000万円(前年同期:営業損失4億9,400万円)となった。
 
 通期については、連結売上高2,000億円、営業利益260億円、経常利益150億円、当期純利益60億円を見込んでいる。

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