不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/12

分譲事業の計上戸数減響き減収に/東急不動産10年3月期決算

 東急不動産(株)は11日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は5,520億6,700万円(前年同期比▲3.9%)、営業利益354億6,900万円(同1.4%)、経常利益281億7,400万円(同1.8%増)、当期純利益110億5,800万円(同8.5%増)と、減収増益。特別損益が38億円改善。税金費用は増加したものの、最終利益は約9億円増加した。

 分譲事業は、マンション計上戸数が2,362戸(同▲121戸)と減るなど売上高は1,188億円(同▲24.3%)となり、たな卸資産評価損124億円の計上もあり、営業損失146億円(前年同期:営業利益41億円)となった。

 賃貸事業は、オフィスビル空室率が改善したことから売上高1,349億円(前年同期20.7%増)と好調。一部資産の売却損87億円はあったものの、SPCを通じたビル売却による配当314億円の計上で、営業利益は500億円(同45.6%)と伸長した。

 管理受託事業は、マンション管理ストックの拡大と費用削減効果により売上高747億円(同1.8%増)、営業利益44億円(同12.4%増)となった。

 次期については、連結売上高5,500億円、営業利益360億円、経常利益285億円、当期純利益115億円を見込む。

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