不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/13

全事業とも振るわず赤字/ケネディクス10年12月期第1四半期決算

 ケネディクス(株)は12日、2010年12月期第1四半期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~3月31日)の連結経営成績は、営業収益51億9,300万円(前年同期比▲59.3%)、営業利益14億3,400万円(同16.9%増)、経常利益5,300万円(前年同期:経常損失13億3,300万円)、当期純損失6億5,200万円(同:純損失154億9,000万円)。

 不動産投資アドバイザリー事業は、アクイジションフィーが前年同期以上に計上されたものの、ブローカレッジフィーや匿名組合分配損益が減少。営業収益2億9,500万円(前年同期比▲36.7%)、営業利益9,200万円(同▲70.2%)を計上した。

 不動産投資事業は、不動産売却収入の減少、バランスシートの圧縮に伴う賃貸事業収入の減少に加え、たな卸し資産評価損を計上したことから、営業収益39億3,600万円(同▲65.7%)、営業利益9億3,600万円(同▲38.7%)となった。

 アセットマネジメント事業は、受託資産の増加に伴い、アセットマネジメントフィーが順調に推移したものの、管理コストの増加や貸倒引当金の計上により、営業費用が増加。営業収益12億1,700万円(同10.9%増)、営業利益6億8,400万円(同▲4.4%)を計上した。

 通期は、営業収益449億円、営業利益86億円、経常利益33億円、当期純利益4億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。