日本ハウズイング(株)は12日、2010年3月期決算を発表した。
当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結経営成績は、売上高584億8,300万円(前期比0.1%)、営業利益31億7,300万円(同254.2%増)、経常利益29億100万円(同378.2%)、当期純利益11億7,900万円(前期:純損失18億8,300万円)。
撤退が確定している開発事業において、売上高が大きく減少した一方、主力のマンション管理事業でストックが増加するとともに、営繕工事業における工事受注が好調であったことから、売上高は微増。
利益面では、マンション管理事業において、利益率が向上したことに加え、前期は開発事業において販売物件に対する評価損を計上していたこともあり、大きく改善した。
なお、期中に行なった同社と連結子会社の合併により、税金費用の削減効果も得ている。
次期は、売上高583億円、営業利益32億6,000万円、経常利益31億1,000万円、純利益15億6,000万円を見込んでいる。