(株)長谷工アーベストは14日、2010年春の大型連休(4月29日~5月5日、通称:ゴールデンウィーク(以下GW))において、同社が販売受託した新築分譲マンションのモデルルームへの来場状況を集計・分析した結果、1棟あたりの来場者数は、昨年比で約4割の増加傾向であったと発表した(今年の実稼動日数が7日間のため、09年の実稼動8日間で換算すると約6割の増加)。
来場者数は08年を底に2年連続で増加しており、サブプライムローン問題発覚前の07年とほぼ同水準となった。
GW期間中に来場した顧客の傾向としては、最近モデルルームを見始めた人が多く、住宅購入を考え始めた理由としては、「結婚」「子どもの誕生・成長」のためなど、自分自身のライフステージに関することのほか、「価格が底を打ったというニュースを聞いた」「税制優遇により、両親からの資金援助がもらえそうなので」「新しい物件のチラシが頻繁に入るようになったから」など、市場の動きを反映した理由が目立った。