不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/18

たな卸資産評価損が大幅に減少し、減収増益/細田工務店10年3月期決算

 (株)細田工務店は17日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は250億3,600万円(前期比▲28.0%)、営業利益は9億3,300万円(前期:営業損失162億1,800万円)、経常利益は3億1,400万円(同:経常損失170億8,000万円)、当期純利益は2億7,800万円(同:当期純損失190億1,400万円)。

 セグメント別でみると、建設事業は、リフォームパッケージ商品「住まいの快装物語」を新商品として販売することにより、建替えから小口リフォーム工事まで積極的な提案を行ない、受注の拡大を図った。また、イベントを積極的に開催し、需要の掘り起こしに努めた結果、売上高は57億8,400万円(同▲19.8%)となったが、営業利益は4億5,000万円(前期:営業利益3,700万円)を計上。
 不動産事業においては、戸建分譲事業では、新たに「グローイングヒルズ長津田みなみ台」「グローイングスクエア高野原」等を分譲。また、ノンアセット分譲事業の第1弾として、相互住宅会社と「ヴェス西大井ヴィズバイ・コンセプト」(東京都品川区)を分譲した。その結果、その他賃貸収入や販売手数料を加えた売上高は189億3,700万円(前期比▲30.7%)であったが、前年度に売上原価に計上したたな卸資産評価損が大幅に減少したため、営業利益は10億800万円(前期:155億7,400万円)となった。
 その他事業においては、売上高3億1,400万円(前期比27.2%増)、営業損失1,300万円(前期:営業損失5,200万円)を計上した。

 次期については、売上高209億円、営業利益10億2,000万円、経常利益4億1,000万円、当期純利益5億5,000万円を見込む。

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