三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは、2010年9月14日(火)にオープンする「三井ガーデンホテル上野」(東京都台東区、客室数245室)の宿泊予約を、本日より開始した。
同ホテルは、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅徒歩1分、JR線同駅徒歩2分に位置。
「緑・文化・歴史・芸術」を意識し、「上野恩賜公園」の緑をイメージした木目調の壁面や、樹木をデザインモチーフにした2層吹き抜けのロビーラウンジ、木目調と緑色をベースにしたインテリアテイストからなる客室、御影石、タイルや墨、和紙などを用いた外観デザインを採用する。
そのほか、東京藝術大学出身の3名のアーティストを中心に、「森の住人」をテーマにしたアートやオブジェを各所に配置する予定。
客室は、幅広いニーズに応えるため、18平方メートルを中心に、25平方メートルのツインルームなど全6タイプで構成する。
宿泊料金は1泊1万円程度から(シーズンや曜日により変動有り)。9~10月の予約を対象に開業記念プランを展開。詳細は三井ガーデンホテルチェーンのホームページまで。
なお、建物所有者である戸部商事(株)からホテル部分(1階ロビー・レストラン・事務所、2~14階客室など)を三井不動産が賃借し、三井不動産ホテルマネジメントがホテルとして運営していく。
建物全体の敷地面積は849.37平方メートル、延床面積は7,371.69平方メートル、鉄筋コンクリート造地上14階建て。
また、三井不動産、三井不動産ホテルマネジメントは、昨年よりシンガポールのホンリョングループのホテル運営会社「Millennium & Copthorne International」と提携しており、同社が運営する世界19ヵ国約120ホテルのWebサイトやパンフレットへの相互リンク・掲載を行なっている。
今般、三井ガーデンホテルチェーン全施設に「銀聯(ぎんれん)カード」による決済サービスを導入するほか、Webサイトをリニューアルし、英語に加え、中国語にも対応するなど、中国をはじめとする訪日観光客へのサービス向上に取り組む方針。