シービー・リチャードエリス総合研究所(株)(CBRE)は19日、大手町サンケイプラザホール(東京都千代田区)にて、「不動産セミナー2010」を開催した。
セミナーでは、第1部として同社専務取締役チーフアナリストの前澤威夫氏が、「オフィスマーケット回復への道のり」と題し、主要都市における現状と今後の見通しや、グローバルマーケットにおける東京の位置づけ、また、東京23区の現状と将来見通しなどについて解説。「昨年に比べると次のステップへつながる明るい兆しが見え始めている」とした。
また、第2部では、同社シニアディレクターの鈴木公二氏が、「インダストリアルマーケットの現状と今後の展望」をテーマに、インダストリアル市場を取り巻く環境の変化と今後の見通し、需要拡大が続く大型賃貸マーケットの将来展望などについて言及。
第3部では、「不動産を取り巻く市場環境の変化について~日本の不動産投資市場はどこに向かっているのか?~」と題し、シービーアールイー・ジャパンコンサルティング部エグゼクティブディレクターAndy Hurfurt氏ら総勢6名(うち司会1名)によるパネルディスカッションが催された。
なお、21日に名古屋でも「不動産セミナー2010」を開催する予定。