住友林業(株)は20日、北海道紋別の社有林を中心とした森林から伐り出される広葉樹間伐材等を有効活用した家具「紋別の森」シリーズを開発し、販売を進めると発表した。
社有林の間伐材をはじめ、家具等の材としては使われていなかった周辺山林の未利用材の有効活用を通して、国内山林の活性化、環境保全の一助となる国産材の積極活用の取り組みを推進するもの。
子ども向け家具として、学習机一式、本棚、ベッド、丸テーブル、リビング・ダイニング用家具として、ダイニングテーブル、ソファ、センターテーブル、AVボード、シェルフなどを揃える。
同社では、メンバー企業など全11社で「紋別の森」プロジェクトを立ち上げており、今後は賛同企業への間伐材等の供給や製品の供給も推進。国産材の積極活用を促し、適切な間伐を行なっていくことで、持続可能な自然環境の保全につなげていく方針。