不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/5/21

収益性改善が奏功し、営業利益約38%増加/エイブル10年3月期決算

 (株)エイブルは20日、2010年3月期決算を発表した。

 当期(09年4月1日~10年3月31日)の連結売上高は352億9,900万円(前期比0.3%増)、営業利益は24億100万円(同38.8%増)、経常利益は26億5,300万円(同36.3%増)、当期純利益は13億7,900万円(同236.1%)。

 当期は、フラットで効率的な組織体制確立、人材の育成・強化、適材適所への人材配置による各営業店の生産性向上などの収益性改善に注力。直営店は21店舗減少(退店21、店舗移転11)し、直営拠点は471店に。また、ネットワーク店総数339店を加えると、エイブル店舗網は810店となった。

 仲介事業では、仲介手数料収入が伸び悩み、関連事業は新規事業分が寄与し前期比増加を果たしたものの、売上高265億7,500万円(同▲1.2%)にとどまった。
 管理事業は、堅調に管理戸数を伸ばし、売上高68億8,500万円(同5.0%増)を計上。ネットワーク事業では、ネットワーク店の増加により、売上高7億1,600万円(同1.4%増)となった。パーキング事業は売上高6億8,600万円(同11.7%増)、リース事業・コンサルティング事業等を含むその他事業は、営業収益4億3,500万円(同4.1%)であった。

 次期については、連結売上高198億3,300万円、営業利益9億5,100万円、経常利益9億2,800万円、当期純利益4億1,100万円を見込んでいる。

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