不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2010/5/24

ADR、東京都内の2物件を譲渡

 アドバンス・レジデンス投資法人(ADR)は21日、2物件の譲渡について発表した。

 同投資法人は、日本レジデンシャル投資法人の合併により見込まれる負ののれん発生益を生かした資産の入替えを継続的に行なう方針で、その取組みの一環として2物件を譲渡する。
 譲渡資産は「アルティス下落合」(東京都新宿区)の信託受益権と「パシフィックリビュー永田町」(東京都千代田区)。

 「アルティス下落合」は、鉄筋コンクリート造陸屋根5階建て。譲渡予定価格は10億8,100万円で、売却損益は▲3億4,600万円。
 「パシフィックリビュー永田町」は、鉄筋コンクリート造陸屋根10階建て。譲渡予定価格は7億円で、売却損益は▲200万円。
 いずれも譲渡先は国内の一般事業会社であるが、詳細については非開示となっている。

 売却代金は、有利子負債の一部弁済および今後の新規物件取得費用に充当する予定。
 なお、譲渡により売却損4億700万円を計上する見込みであるが、負ののれん発生益を活用することにより、売却損が分配金に与える影響を吸収する、としている。

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