不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は25日、4月の首都圏における居住用賃貸物件の市場動向を発表した。
登録物件数は3万5,841件(前年同月比▲13.7%)と前年同期比は3ヵ月ぶりにマイナスとなった。1戸当たり登録賃料の平均は、賃貸マンションが10万2,600円(同▲8.2%)で9ヵ月連続マイナス、賃貸アパートが6万3,000万円(同2.1%増)、12ヵ月連続プラス。
成約数は2万1,102件(同5.0%増)で、11ヵ月ぶりプラスに転じた。
エリア別では、東京23区8,836件(同0.2%増)、東京都下1,904件(同22.8%増)、神奈川県7,040件(同16.7%増)、埼玉県1,900件(同▲6.7%)、千葉県1,422件(同▲14.2%)となった。神奈川県は4ヵ月連続、都下は2ヵ月連続の増加で、共に2ケタ増。東京23区もシングル・カップル向けマンションや、カップル向けアパートが堅調で11ヵ月ぶりに増加した。