不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/5/27

首都圏中古マンション成約価格、4ヵ月連続上昇/アットホーム調査

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は27日、4月期の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建5,110件、中古マンション1,295件)と、成約物件(新築戸建1,567件、中古マンション528件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で3,093万円(前年同月比▲7.8%)と22ヵ月連続のマイナスだったが、前月比では0.1%上昇し、3ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は3,150万円(同▲9.1%)で、20ヵ月連続のマイナス。前月比では0.6%上昇、2ヵ月連続の上昇となった。価格の高い東京23区・神奈川県で平均価格が上昇したことが主な要因。
 これにより、成約物件の平均価格は、2ヵ月連続で登録物件の平均を上回った。

 一方、中古マンションの登録価格は、首都圏平均で2,215万円(同13.8%上昇)で5ヵ月連続のプラス。前月比でも3.0%上昇し、プラスに転じた。また、成約価格は2,153万円(同1.5%上昇)と4ヵ月連続のプラスだったが、前月比は▲1.0%と5ヵ月ぶりのマイナスに転じた。1平方メートル当たりの成約価格は34万6,800円(同4.2%上昇)で、4ヵ月連続のプラスとなっている。
 なお、成約物件の1戸当たり平均価格は、再び登録物件の平均を下回った。

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