積水ハウス（株）は5月31日、「（仮称）御殿山プロジェクト」（東京都品川区）内のAブロックに、環境配慮型オフィスビルを建設すると発表した。
同建物は、延床面積6万3,935平方メートル、地上9階地下1階建てのオフィスビル。
超省エネ型のLEDグリッド照明を大規模採用することで、従来型のLED照明に対し約41％の消費電力削減を可能に。また、照明機器の寿命も蛍光灯照明に比べ約3.3倍と、省メンテナンス化が図れるという。さらに、地中熱の恒温性を利用した省エネ技術・クールピットや、自動CO2制御システム、外気冷房、大規模緑化などを採用し、地球温暖化防止に貢献する。
竣工は、2011年2月末の予定。なお同社は、同ビルにおいてCO2の年間排出量削減を行ない、4月1日より施行された東京都「改正環境確保条例」における「トップレベル事業所」の認定を受けることをめざす。
