三菱地所(株)は11日、同社が東京都新宿区で計画を進めていた「新宿六丁目S街区計画」の施設名称を「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」にすると発表した。
「新宿六丁目S街区計画」および隣接の「新宿六丁目N街区」(事業主:新宿六丁目特定目的会社)では、約3.7haの敷地に761戸の賃貸住宅(S街区)と1万人が就業可能なオフィスビル(N街区)を建設する大規模プロジェクト。
S街区においては、同社が出資する「新宿六丁目S街区開発特定目的会社」が地上32階、約112mの大規模タワー型賃貸マンションを建設する予定で、同社の賃貸住宅ブランド「パークハビオ」と、建物形状を示す「タワー」を建物名に冠し、「パークハビオ新宿イーストサイドタワー」とした。
同物件は、東京メトロ副都心線・都営大江戸線「東新宿」駅徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線・都営新宿線「新宿三丁目」駅徒歩4分に位置。
地上32階地下1階建ての高層棟、地上4階建ての西棟、地上1階建ての南棟の計3棟からなる。敷地面積は1万870.10平方メートル、延床面積は7万5,889.60平方メートル。
居住者専用の展望プールやジャグジー、ジム、ゴルフレンジ、サウナ、温浴施設、ラウンジなどの共用施設を設けるとともに、24時間有人管理によるセキュリティー、コンシェルジュデスク、クリーニングサービスなどのサービスを提供する。
間取りはSTUDIO・1LDK・1LDK+D・2LDKで、専有面積は37.04~124.08平方メートル。
2010年12月下旬の竣工を予定している。なお、賃料は未発表。