不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/6/14

たな卸評価損50億円を計上するも、赤字幅は縮小/アルデプロ10年7月期第3四半期決算

 (株)アルデプロは11日、2010年7月期第3四半期決算を発表した。

 当期(09年8月1日~10年4月30日)の連結経営成績は、売上高56億300万円(前年同期比▲28.4%)、営業損失71億9,100万円(前年同期:営業損失93億3,600万円)、経常損失86億5,000万円(同:経常損失103億4,4万円)、当期純損失92億800万円(同:当期純損失170億330万円)となった。

 セグメント別にみると、不動産再活事業において、法人向け中古マンション、土地などの売上は低調に推移した一方、一次取得者向け戸別販売は堅調に推移し、売上高50億1,000万円、営業損失65億7,000万円となった。
 また、その他事業では、08年2月から順次連結子会社を売却してきたことにより売上高5億9,300万円、営業利益1,000万円に減少した。

 なお、同社は事業再生ADR手続きを進めており、たな卸資産の評価見直しを実施。約50億円の評価損を売上原価に計上している。
 
 通期は売上高82億円、営業損失67億円、経常損失83億円、当期純損失87億円を見込む。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。