(株)東京カンテイは16日、三大都市圏・主要都市における5月の「分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社データベース登録された分譲マンションの月額募集賃料を、行政区単位に集計・算出し、平方メートル単価に換算したもの。
同月の首都圏の平均賃料は2,423円(前月比0.7%)と、3ヵ月連続の2,400円台となったものの、5ヵ月ぶりに下落に歯止めがかかった。下落基調の主因となっていた、東京都の事例数減少と賃料下落の進行が落ち着いたため。
地域別では、東京都2,989円(同▲0.1%)、神奈川県2,039円(同0.3%増)、埼玉県1,580円(同▲0.4%)、千葉県1,574円(同0.8%増)と、いずれも変動は少なかった。
また、近畿圏の平均賃料は1,618円(同▲1.4%)とやや下落。地域別では大阪府1,734円(同▲1.0%)、兵庫県1,546円(同0.1%増)。中部圏の平均賃料は、1,510円(同▲1.1%)となった。