トヨタホーム(株)は21日、“ポスト団塊ジュニア世代”をメインターゲットに想定した新商品「LQ(エルキュー)」を発売した。
「LQ」とは、顧客それぞれの“暮らし”(LIFE STYLE)と“プロの力”(QUALITY)の2つの言葉の頭文字をとったもので、「プロがつくる、私がアレンジ。」をコンセプトに開発した。
自分の好みとアイディアで住まいを作り上げる「ポスト団塊」のニーズに対応。外観デザインや耐震性、断熱性といった高い基本性能はそのままに、コーディネートや空間のアレンジは顧客の好みでつくり上げてもらうことで、高いコストパフォーマンスを実現できる仕様とした。
基本プランは、120平方メートル前後の全16プランで、高い強度を持つ鉄骨ラーメン構造によって、全プランで最高ランクの耐震等級3をクリアするなど、高い基本性能を有する。すべてのプランは1~2階に鉄骨ラーメン構造ならではの大空間を設定。合計4.5mの大開口とあわせた開放的な空間を実現した。また、1階のフリーリビングは、自由に動かせる壁「ムーブウォール」により自由にアレンジが可能。2階も、自由に動かせる収納「ムーブクローゼット」を有効活用することで、ライフスタイルの変化にあわせ間取りを変化させることができる。
外観は52バリエーション。屋根は寄棟やフラット、片流れの3パターンとし、プラン別に2パターンの屋根シルエットから選択が可能。販売価格は延床面積116.8平方メートルのモデルプランで1,638万円(税込み)。初年度販売目標は300戸としている。