三菱地所(株)は1日、日本に進出するインド企業およびインド進出を狙う日本企業を集めた「丸の内 インド・エコノミック・ゾーン」(東京千代田区)を開設すると発表した。
「丸の内 インド・エコノミック・ゾーン」は、地上10階地下4階建てのオフィスビル「富士ビル」の4・7階に設置、施設規模は679.01平方メートル。同社に加え、(株)サンアンドサンズアドバイザーズ、トーマツグループ(有限責任監査法人トーマツおよびデロイトトーマツコンサルティング(株))の3者が、誘致企業に対して支援を行なっていく。
支援内容は、(1)インド企業のニーズにマッチした各種サポートの提供、(2)日本企業が求めるインドの文化や習慣にもとづいた各種アドバイス、サポートやインド現地での人材紹介、(3)両国の会計・税務関係、経営・事業戦略策定、ファイナンス・投資関係相談、M&Aサポート、マーケティング、広報支援、など。特に、人脈づくりにおいては、丸の内にある会員制ビジネスクラブ「東京21cクラブ」のネットワークを活用し、インドと日本の新たなコミュニティの形成をめざす。
なお、開設にあたり、国内外の100社を超えるインド関連企業から問合せを受けているという。